嫌な奴にあった時の対処法
気分良く、パートナーと外食に行く途中のことでした。
二人とも自転車だったため、並列で自転車を走らせていたのですが
反対側から猛烈な勢いで自転車をこいでくる女子がいました。
年の頃は30歳位かな?
私は大分前から左側に寄って、彼女が通るスペースを開けたのですが
彼女は私の方向に自転車を走らせてきたため、慌てて右側に移動しました。
そして、すれ違いざまに
「チッ!」
と大きな舌打ちをしたのです。
私は振り返り、呆然と彼女を見ました。
物凄い急いでいるようで、あっという間に50メートル先の横断歩道までたどり着いていました。
その時の彼女の顔を例えると
正に
般若でした。
顔は乾燥し、髪の毛は天パなのか、逆立っていました。
猛烈なスピードだったくせに、私にはよく見えました。
まるで飛び出す絵本に出てくる妖怪みたいな感じ。
あまりの突然のことだったので、最初私は何が起こったか理解できませんでした。
レストランについて自動ドアが開いた瞬間
「私は舌打ちされたんだ、ムカついた!でも急すぎて仕返しができなかった!」という感情があふれてきました。
最近、こんな風に露骨に不快感を表されることはなかったので
本当にびっくりしました。
出会いがしらの事故みたいなものですね。
で、そこから私は私にとって都合の良い解釈を探し始めました。
★彼女の表情、行為から想像できるもの
⇒友達や彼氏は絶対いないであろう、独身30歳。
⇒幸せだったら、急いでいても、あのような顔にはならないと思う。
⇒自分以外のものが見えていない人 、相手の行為が見えていない人。
⇒知らない人に平気で舌打ちができる精神状態、まともとは言えない。
このような解釈から、私にとって彼女は
「現状を満足できていない人」に見えました。
それは、人生を楽しめていない人なので
私にとって悲しい存在として映ります。
「可哀そうな人だな、どうか今の自分に気づけますように」と思いつつ
私の心から手放しました。
ランチ到着前にここまで解釈したので
美味しくご飯を頂くことができました。
お店の自動ドア抜けてから約15分ぐらいのことです。
一般的には、こういう目に遭った場合
私だからこんな目に会うんだ。。。なんて日だ!って思うかもしれません。
私はそうは思いません。
そりゃ~立て続けにあると、そう思っちゃうこともあるんですが。
でもね、だったら、私に起こる全ての出来事がネガティブなものでいいはずなんですよね。
じゃあ、ぜ~んぶ変な出来事かっていうと、冷静に考えてみるとそうではない。
きっとあなたに起こっていることも客観的に見たらそうだと思いますよ。
ただ、今のあなたには「私だから。。。」っていう解釈なのかもしれないけどね。
私が思うに
さっきの般若女子の存在っていうのは
自分の生き方を見直したり、正したりする存在であり
決して、自分を責めたりする存在ではないと思います。
むしろ、今の自分の大切な価値観を思い出させてくれる
隠れキャラ的存在
だと捉えて欲しいのです。
この出来事から見える私の価値観は
⇒急いでいても、あのような顔になりたくない。
⇒自分以外のものが見えている人でいたい。
⇒相手の行為を理解できる人でいたい。
とも言えると思います。
私は嫌な奴に対して、いつもこのような流れで解釈していきます。
嫌な奴だというより
残念でかわいそうな人だと思っているのです。
確かに、自分に降りかかった出来事ではありますが
だからといって私の存在が否定されているのではなく
むしろ、彼女の存在は私の価値観をハッキリさせてくれるありがた~い存在なのです。
このような事故はわりと頻繁に起こりますよ。
今回の「舌打ちをする人」のような分かりやすいものばかりではありません。
さりげなく、日常に紛れ込んでます。
職場での些細なコミュニケーションの中にも。
そんな時には思い出してください。
この目の前の嫌な存在(出来事)は
「自分の生き方を見直したり、正したりする存在なのだ」と。
嫌という感情に流されてしまう前に
このことを思い出せると、自分コントロールとしては完璧です。
15分で腑に落とすことができますので
もうどんな出来事も怖くなくなります。(但し、15分で手に負えないものもあるのでそこはご注意を!)
今はできなくても、このような解釈は練習で身につけられますからね。
さあ~
嫌な奴出てこい!
隠れキャラ出てこい!
どう料理してあげましょうかね~♪
周りに振り回されなくなる秘訣が書いてある本です。
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| 人生が楽になる解釈・習慣 | 19:26 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑