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生き方スクールOrangeDaisy

コーチすんだりのブログです。

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苦しまないでいられる方法とは?

なぜ苦しむのか?

苦しんでいる人の心の中を覗くと

「ほらね、あの時もうまくいかなかった」みたいな感じで

過去の失敗経験を大事にコレクションしていて

「だから、私はダメなんだ」みたいな気持ちを

常に焚火のように燃やしながら

ことあるごとに

火の中にそのコレクションを投下していきます。

コレクションは何年も熟成させた燃料だから

エネルギーが凝縮しているし、良く燃えること、燃えること。

だから長引くし、飛び火もする。

どうしようもなく悲しい夜とかがきっかけで

苦しむこともあるし

そんな日は仕方ないかもしれない。

だけど、苦しむきっかけのほとんどが

他人からの刺激じゃないかな?

私がこうしたのに相手はこうしてくれないとか

思ったような同意が得られないとか。

私は双子のママですが
 
同じ環境で育てているつもりでも解釈がまるで違うので

毎回驚きます。

例えば、急に出かけることになった時

一人はさっさと準備ができる。

一人は納得しないと動かない。

毎回こんな感じなのです。

うちは二卵性ですが、それでもお腹の中にほとんど同じ期間一緒にいたから

環境としては兄弟より近いと思います。

同じような環境だったら同じ解釈をしそうなものなのに

まるで違います。

このことから、命は二つとして同じものはないし

ひとりひとり違う人生を送っている

学び、納得することができました。

なので、私は自分以外のすべての生き物を

他人と呼んでいます。

いくら、子どもでも、家族でも

気質も性格もまるで違う存在である。

赤の他人であれば、育ってきた環境も、性別も、年代も違うわけで

解釈がまるで違うことは当たり前なんですよね。

て、ことは他人が何かをする時の動機は

他人の基準なわけです。

だけど

同じ環境で働いている職場の同僚であれば

親友であれば

自分の子どもであれば

夫であれば

家族であれば

長い時間自分とともに過ごしてきた存在です。

だから

身近である ということから

私のことを理解してくれている、理解するはず

私のことを共感してもらえるはずという期待が

常に心の根底にあり

相手が思うような反応をしてくれないとき

期待がはずれて苦しむのです。

しかも、身近な関係になればなるほど

相手を変えようとしたり

自分の価値観で攻め込もうとしたりして苦しみます。

しかも自分の望んだ形の反応を求めているので

結局は手に入らず更に苦しんでしまうのです。

苦しまないためには?

苦しみは

あるものとないものを比較することからはじまります。

苦しみが他人からのきっかけで始まった場合

そのことに気づいたら

💢ッとしたタイミングですぐに反応したり、比較せずに

私はどうしてこんな風に反応しちゃうんだろう?

なんで私は今嫌な気持ちになっているのだろうか?

そんなふうに 

一度立ち止まって自分の反応を観察してみてください。

私はあなたの性格どうとか

他人の存在を無視しろとはいっていません。

ただ、他人に自分を解ってもらうことばかりに力を入れたり

自分の存在価値をそこで図らないでくださいといっているのです。

相手の反応が気になるのは

相手の反応を通して自分の存在価値を確かめているからです。

自分を解って欲しい、認めて欲しいと思っているからです。

でもそんなの危うすぎますよね

相手は相手の基準で生きているのだから

そんな風に相手に答えを求めていたら

いつまでたっても

自分というものを確認することができません。

他人の反応なんて流行と同じです。

いつでも簡単に変わります。

結婚するときは結婚を夢見ますし

結婚して不幸せなら離婚を望むのです。

他人だって自分の人生に迷っているんです。

どんなに余裕そうに見えるあの人も

必死にイイ女ぶって頑張っていたりするんです。

相手の反応ばかり気にしてるということは

あなたは相手の価値観で生きてしまうことになり

相手の人生を生きていることと同じです。

もはやあなたの人生ではないのです。

他人の反応という

そんな不安定なものにしがみつかないで

自分の反応を、直観を、自分自身でとらえる練習をしてみてください。

私はこの出来事で本当は何を望んでいるのか。

自分自身で自分の分析をし始めることが

なりたい自分になるための一歩です。

今の苦しみから抜け出したいなら

相手の反応を気にするのではなく

自分の反応を理解することの方が先決なのです。




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