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2013年05月25日
パニックの人とどう接したらいいか
よく聞かれるんだけど
あの時の自分がされてイヤだったこと、して欲しかったこと
ちょっと思い出してみますね。
★あからさまに病人扱い。何も相談なく、業務を軽減される。
↓
まず始めに面談等をして相互確認してから業務を減らしてほしかった。
こちらは仕事に対して責任感があって、
だからこそこのような病気になってしまったところもあるので
キチンと面談して「これからどうしょうか?」みたいなのが欲しかった。
会社のこの対応でドン引き。(おかげさまで職場に未練はなくなり、転職しやすくなりましたが。)
★どうしてそうなったの?と問われる→特に親がいうね。
↓
知るか!社会に出て自分なりにいろいろと頑張った末こうなった。
しんどいので説明が面倒。症状がない今なら客観的に話せるけど、
「本気で理解しようとしてるなら、まず本でも読んでよ」って思った。
でもこんな時は相手も興味本位程度だからマジメに答えても意味ないか。
★薬はいつまで飲むの?→親、同僚等が聞いてくる。
↓
知らん。だから治るまでだってば。
私がして欲しかったこと、それは
誰からも言ってもらえなかったけど
「いつか治るし、絶対すんだりなら立ち直る。
時間はかかってしまうかもしれないけど
大丈夫。信じてるからね。」
これが一番私が必要だった言葉。
軽めじゃなくてね、真剣にね。
今はちょっと精神的にマイッただけ。
人間なんだからそんな時もある。
もしあの時
誰かパニックの先輩に会っていたら
きっとそう励ましてくれたんだろうなと思う。
だって私なら絶対そうする。
今苦しんでいる人に
伝えたい。
この病は
日本の文化だったら
誰でも当たり前にかかる
ありがちな病なんだよ。
いつ起こってもおかしくない病だけど
いつかは終わる病なのだと。
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2013年05月24日
精神病院での治療では
最初カウンセラーに今までの状況を聞かれ
そのあとお気に入りの先生と面談。
別日で検査。
精神分析医に
絵やデカルコマニーとか見せられ
それを見てどんな風に感じるか
色々な質問をされたりして
2週間後に検査結果を聞きに行った。
検査結果としては
「私は抗うつ状態でパニック症である。この病気自体で死に至る事はない」と。
今までの医者にはほとんど聞いてもらえなかったが
その時も症状やら経緯
自分の気持ちをたくさん聞いてもらった。
そして
発作への対応。
怖くなったら→
その場で座り込めばいい。
やりたくないことは→
やるな。
実にシンプルなことだが
まずそれを実行し
「緊張を取ることを何よりも優先にするように」
と告げられた。
「そして処方された薬を確実に服用すること。」
なぜなら
飲み忘れたかも?と思い
またパニックになるから。(な~んてやっかい汗)
だんだん自分の病気が解かってきて
信じられるお医者さんと出会え
自分自身でこの病気を治すための努力を
してもいいかなと
思い始めた。
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2013年05月23日
毎日が恐怖の連続。
「もう本当に治したい」
心底自分の状況を変えたいと思った。
藁にも縋る思いで
色々試しはじめた。
【初期で大事なこと】
★話のできる先生を見つける
心療内科をいくつか回ったが
はっきりいってなんでも話を聞いてくれる先生はまれだし
みつかったら当たりです。
なぜなら心療内科の先生でありながら
カウンセリングマインドがない人が多いから。
「そんなこといってないでまずこの薬のみな!」って
いきなりデパスを渡す先生います。
特にクリニックのおじいちゃん系。
私は薬のことが心配だったので
あらかじめ調べてから病院行ったんだけど
最終的に治るまで私にとってこの薬は頓服だったからね。
もし、症状が軽めなのにいきなり飲んだら、、
これより弱めの薬効くのかい?
デパスに依存してしまうんではなかろうか。
今思えば
カウンセリングでかなり快方に向かうのに
先生、君はそれでも勉強しているのかよ?
疑問ですよ。そんな先生。
私はその当時
住んでいた家の近くの精神病院が
良いらしいと聞いていたので
夏の暑い日
ちょっと怖かったけど(精神病院はさらに病んでる人多いからね)
頑張って行って
カウンセリングと
精神分析をしてもらった。
先生は若い男の先生で
理系の博士みたいなイメージ。
私の感情を整理し
私の状況をクールに聞いてくれた。
なんかその
少し距離を置いて話してくれる感じが(でも嫌味ではなくてね)
良かったね。
薬もホントに最低限度にしか出さなかった。
でも必ず「飲んでね」といった。
少し上の大学の先輩みたいな
身近な感じで世間話のように
さらっと
でも大事に話を聞いてくれた。
私は
ここで直そうと決めた。
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2013年05月22日
発作はイロイロなタイミングで来る。
だいたいこんな感じ。
うまく表現するのが難しいんだけど
目の前の現実感が無くなる
↓
息苦しくなり呼吸困難
↓
死への恐怖(このまま死んじゃったらどうしょう)★
↓
だからますます怖くなる(体の中がジェットコースターで下るときのあのふわっとした感じでいっぱい)
↓
その場でじっとしてられない感じ
↓
だけど動けなくて立ちどまっている
↓
だんだん元の意識に戻る
この発作を経験すると
常時その発作の恐怖に襲われるように。
死への恐怖(このまま死んじゃったらどうしょう)★は
不安が大きくなったもの。
☆首や肩の痛みで、頭の血管が切れるのではないかという不安
☆胸に痛みを感じたら、心臓が止まるのではないかという不安
小さな体の変化が重大な病気かかったかのごとく
気になって仕方がなくなり
その不安がパニック発作を誘発。
ホント悪循環。
ピーク時、1日1回はこんな感じを経験する
だから
☆一人でいられない。
☆このまま死ぬのではないかという不安で眠るのが怖い。
☆自分の自由が効かない場所にいられない(電車、バス、会議等)
☆日常と違う場所に一人で行けない(出張など)
日常生活や、仕事に大きな支障をきたすように。
今思うと良く耐えたって思う。
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2013年05月20日
今思えばこの病気を自覚するまで
自律神経失調症らしき症状が現れていた。
①朝起きた時いつも体がだるく疲労 感がほとんど毎日。
②首、肩、腰の痛みが常にあった。
③意識的に現実感がなくなる様な感覚がときどきあった。
④視力は良いのだが視野がせまくなって、あたりが暗く感じる。
⑤地面に足が吸い付くような感じ。
⑥手に汗をかくようになった。
⑦急に顔がほてる。
でも健康診断でも異常はないし(問診でそんなこと言っても先生は相手してくれないけどね)
同僚に話しても
「私もそうゆうことある~」の返事で終了。
だからみんなには
「自分の体は実は自分しか理解できない」と
声を大にして言いたい!
病院の先生も友達も
真には自分のことはわかってくれません。
パニックと認識がなく
婦人科で上記の症状をPMS(月経前症候群)としていた時
困って先生に相談していた時
「それってもしかして心療内科かも」と
声をかけてくれたのは
看護師さんでした。
その瞬間、
婦人科の先生(男)は
「だったらここじゃないから!、違うとこ行って!」と。
分野は違えど、君は医者だろ。
超、ムカついた!!
あ、すみません、思わず辛かったエピソードを話しちゃいました。
でも、周囲もはっきりいって
人は自分以外のことは
あんまり興味ありませんから
こんな反応が普通です。
「こんなに困ってる!」と伝えても
本当に自分に効果的な方法や
アドバイスが効けるのは
同じ症状で困った人。
そういう人やそうゆう情報を
自分で探すことが一番正しい。
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| 18:03
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